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【主張】玄海原発再稼働 7年の空白は無視できぬ

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 佐賀県玄海町に立地する九州電力の玄海原子力発電所3号機(加圧水型・出力118万キロワット)が再稼働した。

 同原発3、4号機に対して住民側から出されていた運転差し止めの仮処分の請求は、佐賀地方裁判所によって20日に却下されている。懸念を晴らしての稼働である。

 新規制基準を満たしての再稼働は、今月の関西電力大飯原発3号機に続いて7基目だ。

 5月には大飯4号、玄海4号の再稼働も見込まれる。着実な前進として評価したい。

 しかも玄海3号機は、再利用のウランとプルトニウムとを混ぜたMOX(モックス)燃料を使うプルサーマル発電だ。日本が抱える余剰のプルトニウム削減に資する点においても有意義な再稼働である。

 今回の再稼働の環境を整えた佐賀地裁の決定は、地震動の予測に使われる数式の合理性を踏まえるなど司法の良識が光っている。

 住民側が主張した阿蘇山の破局的噴火についても、地下10キロ以浅にマグマだまりが存在していないことなどを根拠に、九電の反論を認めた。

 昨年12月には、再稼働を経て運転中の四国電力伊方原発3号機(愛媛県)に対し、広島高等裁判所が仮処分による運転停止を命じている。阿蘇の巨大噴火の火砕流到達の可能性が理由だった。

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