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【中江有里の直球&曲球】徳川慶喜の大坂城脱出に思う明治維新150年

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 慶喜一行の舟は当然人力、その上夜の移動となれば視界も悪かっただろう。よくも逃げおおせたと感じる。城の後門を出る際は番人に「御小姓の交代」と偽ったというが、どこかで脱出を気づかれ、無事江戸に到着できなければ、歴史は変わっていたかもしれない。

 大坂城に残された幕府軍は翌日の昼頃には撤収し、米や日用品などを求める市民が城内に乱入し大混乱が起こった。まもなく本丸御殿などが出火し、主要な建物は焼失してしまった。

 慶喜の城脱出にはさまざまな評価があるだろうが、脱出の前月まで外交を行い、将軍としての責務を果たそうとしていたことは間違いない。脱出の経路はある程度たどれても、脱出中の慶喜の心境をたどるのは難しかった。

                  

【プロフィル】中江有里

 なかえ・ゆり 女優・脚本家・作家。昭和48年、大阪府出身。平成元年、芸能界デビュー、多くのテレビドラマ、映画に出演。14年、「納豆ウドン」で「BKラジオドラマ脚本懸賞」最高賞を受賞し、脚本家デビュー。フジテレビ「とくダネ!」にコメンテーターとして出演中。

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