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【高校生エッセイコンテスト入賞作品】文部科学大臣賞 東京都立新宿山吹高等学校2年・渡辺和花「消費に目を向けるまで」 パーム油の問題も日本の中で考えよう

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 2016年12月、私はボルネオ島スタディツアーに参加した。高校で入った部活の顧問の先生に紹介されたからだ。ボルネオ島は赤道直下に位置する世界で3番目に大きい島だ。ブルネイ、マレーシア、インドネシアという3つの国の領地がある。そして何といってもボルネオの熱帯雨林は世界でも有数の生物多様性を誇っている。固有種も数多くいる。そんなボルネオの熱帯雨林がこの100年で半分以上減ってしまっているという。昔から生物好きだった私は、すぐにツアーに参加することに決めた。ツアー前にボルネオについて調べていくと、熱帯雨林の減少の大きな原因にパーム油というものがあった。

 パーム油は食品、化粧品、洗剤、石鹸(せっけん)など様々(さまざま)な、しかも私たちの身近なものに使われているものだった。そして、パーム油がとれるアブラヤシのプランテーション開発のために熱帯雨林が減り、生き物たちが苦しんでいたことが衝撃だった。

 ツアー初日にも衝撃をうけた。飛行機がマレーシア領サバ州のコタキナバル空港に着陸する直前に見えたプランテーションの景色だ。緑豊かに見えた場所が全て、プランテーションだった。木が等間隔に並んだ、直線で森と分断された“人間の緑”だった。

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