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【台湾有情】星はなくても、魅力は庶民派グルメ

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 レストランの格付け本「ミシュランガイド」の台北版が先週発表された。台湾では初めてとあって、大いに注目された。星を獲得した20店のうち、最高評価の三つ星は高級広東料理「頤宮」のみ。すしなど日本料理の6店も星を取り、意外感をもって受け止められた。

 新聞各紙はといえば「台湾料理が2店しか選ばれていない」などと不満顔だ。元は上海料理だが日本や米国にも支店を出す台湾発の小籠包の人気店「鼎泰豊」や、日本人観光客も多い台湾料理「欣葉」が星を逃し、台湾人シェフがシンガポールから鳴り物入りで帰郷し開店したフランス料理店「RAW」も星一つ。自由時報は美食家のコメントとして「受け入れがたい」と嘆いてみせた。

 「美食の都、台北」のプライドが傷つけられたと言わんばかりなのだが、そこはご心配なく。台湾の食の魅力は「安くてうまい」の庶民派グルメなのだ。ちなみに、記者は星付きの店にはご縁がないが、低価格の推奨店とされた「ビブグルマン」36店には、なじみの店が何軒もあってうれしくなった。

 以前、本欄で「行列のできる朝食店」とだけ書いた「阜杭豆漿」もその一つ。牛肉麺や夜市の屋台もあり、気軽な食べ歩きにはこちらの方が参考になりそうだ。(田中靖人)

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