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【主張】慰安婦問題 合意破りは外交の破壊だ

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【主張】
慰安婦問題 合意破りは外交の破壊だ

 韓国の康京和外相と鄭鉉栢女性家族相が相次いで、国連機関に慰安婦問題を持ち出した。明らかな日韓合意破りであり、許されない。

 個々の閣僚の発言として見過ごすことはできない。慰安婦問題で日本を攻撃し、国内の支持を取り付けようとする文在寅政権の意図がくっきりとみえてくる。

 北朝鮮の核・ミサイル問題に、日韓が連携して対処しなければならないときに、両国関係にヒビを入れてどうするのか。

 今は日本も強く反発しにくいと踏んで、非難を強めているようにも映る。そのようなあざとい手法を、一国の指導者がとっているとは信じがたい。

 韓国の康外相は26日、国連人権理事会で、日韓合意は慰安婦問題の解決にとって不十分だとの認識を示した。鄭女性家族相は22日、国連女子差別撤廃委員会で、「性奴隷」の表現を用いた。

 菅義偉官房長官や河野太郎外相が「受け入れられない」と抗議したのは当然である。

 2015年12月の日韓合意で、両国政府は「国連など国際社会」において慰安婦問題について「互いに非難・批判することは控える」ことを約束した。問題の「最終的かつ不可逆的な解決」も確認した。康、鄭両氏の発言は、合意を無視するに等しい。

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