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【視線】北に主張した日本、何も言えない韓国 ソウル支局長・名村隆寛

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【視線】
北に主張した日本、何も言えない韓国 ソウル支局長・名村隆寛

文在寅・韓国大統領(右)と北朝鮮の金与正氏=11日、ソウル(聯合=共同) 文在寅・韓国大統領(右)と北朝鮮の金与正氏=11日、ソウル(聯合=共同)

 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の妹、金与正(ヨジョン)氏らが開会式に出席するなど、政治色に染まった平昌五輪が閉幕した。五輪期間中、競技を除く韓国での話題は終始、北朝鮮や南北関係だった。

 韓国に応援団や芸術団を派遣し、笑顔で南北和解をアピールした北朝鮮ではあったが、金正恩氏は、経済制裁による締め付けには相当困っているようだ。

 北朝鮮が韓国に接近するのは、常に困っているときだ。今回、金正恩氏が序列ナンバー2の金永南(ヨンナム)最高人民会議常任委員長と実質ナンバー2の妹を派遣したことが、国内の苦境を裏付けている。

 米国のペンス副大統領は滞在中、脱北者らと会うなどし、北朝鮮の人権侵害を強く批判。金与正氏や金永南氏が近くにいようが、意図的かつ徹底的に無視した。安倍晋三首相は金永南氏に直接、日本人拉致問題の解決を求めた。国際社会が非難する北朝鮮の人権問題をぶつける日米の対応は全くぶれなかった。

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