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【石平のChina Watch】一般の「賭博民」まで敵に回した習近平政権の全面戦争の行方は…

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 貴州省貴陽市では、「賭博犯罪」に対する「処罰基準」と実際の取り締まりは格別に苛烈なものである。同市雲岩区の場合、区公安局が独自に制定した「処罰基準」では一度の賭け金が10元以上の賭け事はすべて「賭博犯罪」だと認定され、処罰の対象となる。「10元」といえば、日本円にしてわずか160円余、中国でもお茶代程度の端銭である。この程度の賭け金で「賭博犯罪」だと認定されていたら、マージャン好きな貴陽市民の全員が「犯罪者」になってしまう。

 賭博に対するそれほどの厳しい取り締まりは、習近平政権になってからのことである。前述の公安部テレビ会議で披露された数字によると、2012年11月の第18回党大会(習政権が誕生した党大会)以来、全国で174万件の賭博犯罪が検挙され、約593万人が処罰された。政権の成立から5年あまり、毎年100万人以上の人々が「賭博罪」で処罰されるとは、賭博に対する習政権の過酷な姿勢がうかがえる。習近平独裁体制が確立された昨年の第19回党大会以降、賭博に対する取り締まりは厳しさの度合いをさらに増してきている。

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