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【大阪特派員】黒門市場はエンターテインメントだ 山上直子 

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 牛ステーキをほおばりながらホタテの鉄板焼きを品定め、手に持つのは土産用だろうか、1箱3千円くらいする高級イチゴだ。振り返ると、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)でも楽しんだのだろう、キャラクターメガネをかけた親子連れが鮮魚店をバックに記念撮影をしていた。

 平昌五輪の熱戦もどこ吹く風、中国の旧正月「春節」を迎えて、大阪の黒門市場は韓国や中国、台湾などアジア圏からの観光客であふれかえっている。京都の錦市場もしかり、インバウンドでにぎわう風景はいまや珍しくないが、その土地の食文化が見える市場は、入場料のいらないエンターテインメントだ。

 街中の市場は、料亭やレストランへの卸売りや近所の常連客を対象にした小売りだけでなく、観光客も楽しめる“食”の売り方に知恵を絞っていた。食材を見るだけでは観光客は写真を撮って帰ってしまう。市場で消費をしてもらうには-。

 買ってすぐ食べられる市場オリジナルのファストフード、といえば商品化されて聞こえるが、実のところ、串に刺した魚介類や焼き鳥、一皿数百円の生カキをカウンターで…などと、それぞれの店の工夫である。当初は手軽さと味が勝負だったが、最近は写真写り、いわゆる“インスタ映え”も重視されている。

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