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【海峡を越えて 「朝のくに」ものがたり】(5)「外地初」となった京城帝大 豪華な教授陣と恵まれた設備

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【海峡を越えて 「朝のくに」ものがたり】
(5)「外地初」となった京城帝大 豪華な教授陣と恵まれた設備

京城(現韓国ソウル)清涼里にあった予科の校舎 京城(現韓国ソウル)清涼里にあった予科の校舎

自分の力でできた?

 “お人よし、おせっかい”の日本にしてみれば、「ここまでやってあげた」感がにじみ出ている。だが、統治された側はそうは取らない。当時、朝鮮人の手によって、民立大学成立の動きがあったのに、「京城帝大によって潰された」。入試においても、「日本語能力に劣る朝鮮人学生には不利な科目(古典など)があった」「朝鮮人入学者に一定の制限が設けられていた」などと、虚実織り交ぜた非難が当時からあったのである。

 こうした感情面の行き違いはある程度は仕方がないと思うが、では、京城帝大はなかった方がよかったのか? そうではないだろう。朝鮮側の当事者たちの経験と思いを次週に書きたい。=敬称略(文化部編集委員 喜多由浩)

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