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【編集局から】権力闘争こそ自民党の活力の源だ

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【編集局から】
権力闘争こそ自民党の活力の源だ

 秋の自民党総裁選を見据え、政局が動き出した。額賀派(平成研究会)では、吉田博美参院幹事長率いる参院議員が分裂も辞さぬ覚悟で額賀福志郎会長に退任を求めた。

 額賀派の前身は最強軍団といわれた経世会だ。いつまで第3派閥に甘んじるつもりか。総裁候補を育て、かつての栄華を取り戻す気概はないのか。そんな不満がついに爆発したのだ。「けんかは勝たなきゃ意味がない!」。こんな言葉も飛び交っている。

 これだよ。これが権力闘争だ。安倍晋三政権で外交・安保は強化され、景気は着実に回復している。誠に結構なことだが、どうにも自民党の存在感が薄かった。

 なぜか。権力闘争がなかったからだ。謀略・裏切りは当たり前。負けた者は容赦なく干される。そんなすさまじい権力闘争を通じて次世代の政治家が育ち、党の活力が養われるのだ。何だかワクワクするではないか。(編集局次長兼政治部長 石橋文登)

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