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【大阪特派員】「オモロイ」があふれているミナミを知らずして大阪語れず 山上直子

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観光客でにぎわう大阪・ミナミの戎橋
観光客でにぎわう大阪・ミナミの戎橋

 南北とはどうも対峙(たいじ)しやすいものらしい。世界で南北問題がかまびすしいが、こちらはなぜか昔からカタカナで表記する。大阪を代表する二大繁華街、キタとミナミである。

 おおまかにいうと、キタは梅田(大阪駅一帯)周辺、ミナミは難波から道頓堀周辺をいう。関西以外ではなじみがないかもしれないが、最近は外国人観光客の口から「キタ! ミナミ!」という言葉を聞くようになった。昨年の大阪府の訪日外国人が初めて1000万人を超えただけに、認知度も増している。

 そのカタカナ表記については理由があるようだ。元帝塚山学院大学学長の大谷晃一さんは「単なる方角ではなく、大阪人が独自に持っている雰囲気がそこに込められている」と書いていた(「大阪学」から)。

 個人的なイメージでいえば、キタが「スーツ」ならミナミは「ジーンズ」。よくいえばカジュアルで庶民的だが、見方によってはガラが悪くてゴチャゴチャしている-というのが、従来のミナミ評だった。それが今や、おもしろい、楽しい、にぎやかといったプラスイメージで観光客を引きつけているのだから、時代も変わったものだ。

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