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【正論】急増する外国人観光客 トランプ大統領と安倍晋三首相の蜜月 日本は「グローバル化」を経済の原動力とすべきだ 双日総合研究所チーフエコノミスト・吉崎達彦

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【正論】
急増する外国人観光客 トランプ大統領と安倍晋三首相の蜜月 日本は「グローバル化」を経済の原動力とすべきだ 双日総合研究所チーフエコノミスト・吉崎達彦

吉崎達彦・双日総合研究所チーフエコノミスト 吉崎達彦・双日総合研究所チーフエコノミスト

 過去の金融危機800年の歴史を検証した労作『国家は破綻する』(ケネス・ロゴフ&カーメン・ラインハート)によれば、ストーリーはいつも同じである。バブルはやがて崩壊し、金融危機をもたらし、経済の長期停滞を招いて財政赤字を拡大させる。

 「そんなことは知っているよ」と誰もが言うだろうが、それでもバブルの生成と崩壊の歴史は繰り返される。なぜなら「今回だけは違う」と皆が勘違いするからだ。嘘だと思ったら、巷(ちまた)で話題の仮想通貨ビットコイン相場の昨今の過熱ぶりを見るがいい。

 かくも重症を残した金融危機であるが、「時はすべてを癒やす」ともいう。金融危機から10年、ようやくムードが好転し始めた。国際通貨基金(IMF)は18年の世界経済の成長率を3・7%、貿易量は4・0%と見込んでいる。どうやら景気は16年春頃がボトムであったようだ。BC時代に戻るほどではないにせよ、状況は確実に改善しつつある。

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