PR

ニュース コラム

【宮家邦彦のWorld Watch】トランプの「アメリカ・ファースト」と伝統的外交政策主流派の死闘はまだまだ続く  何が起きてもおかしくない2018年

Messenger

 ●エルサレム問題や対イラン制裁に象徴される通り、米国の中東政策は混乱している

 ●これらに比べれば、完璧ではないものの、対アジア政策はおおむね安定している

 ●今ほど日米がインド太平洋政策で同調・一致したことは過去に記憶がない-云々(うんぬん)…。

 かかる筆者の挑発に対し、米国人パネリストの意見は見事に割れた。民主党系識者が現政権の外交、特に中東政策に対する悲観論を唱えたのに対し、共和党系は一貫して、トランプ政権の本質が国際協調主義と自由・民主など普遍的価値の拡大であると主張。米外交の基本的政策は大統領の個人的嗜好(しこう)で簡単に変わるものではないとまで言い切った。いずれもワシントンの有力シンクタンクでトップを務めた論客であり、実に聴き応えのある議論だった。

 こうした米側パネリストの発言を聞いて確信したことがある。それは今ワシントンで起きている一種の「路線闘争」が予想以上に深刻、ということだ。この静かなバトルはワシントン、ニューヨークなどを中心とする米国の伝統的外交政策主流派が、トランプ氏の「アメリカ第一主義」を何とかして「封じ込め」ようとする過程で起きている。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ