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【社説検証】伊方原発「差し止め」 広島高裁「阿蘇山の巨大噴火」が理由 産経「原発以前に九州が灰燼に 説得力に乏しい判決」 朝日「周辺に火山多く、影響大」 東京「何と明快な論法」と評価

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四国電力伊方原発。手前が「運転差し止め」を命じられた3号機=愛媛県伊方町(本社ヘリから)
四国電力伊方原発。手前が「運転差し止め」を命じられた3号機=愛媛県伊方町(本社ヘリから)

 朝毎東は「噴火リスク」強調

 四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の運転差し止めを求める仮処分の即時抗告審で広島高裁は、訴えを退けた3月の広島地裁決定を覆し、差し止めを命じた。3号機は一昨年7月、原子力規制委員会による安全審査に合格している。

 高裁は伊方原発から130キロ離れた阿蘇山の巨大噴火を挙げ、9万年前の破局的噴火の規模なら火砕流到達の可能性は否定できないとした。

 「あまりに極端だ。そうした噴火が起きれば、原発以前に九州全体が灰燼(かいじん)に帰するではないか」。驚きとも呆(あき)れともつかない評言で今回の判断を批判したのが産経である。

 高裁は、破局的噴火の発生確率が「日本の火山全体で1万年に1回程度」であることや、その種のリスクは無視し得るとする社会通念が定着していることを認めている。その一方で、規制委が策定した内規(火山影響評価ガイド)に破局的噴火の火砕流が含まれていることを差し止めの根拠としたのである。

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