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【北京春秋】注射嫌がる男児の母親、妊婦の看護師蹴る 父親の党幹部も「我慢すべきだ」と圧力…権力者の横暴ぶり露呈し火消しに躍起

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【北京春秋】
注射嫌がる男児の母親、妊婦の看護師蹴る 父親の党幹部も「我慢すべきだ」と圧力…権力者の横暴ぶり露呈し火消しに躍起

北京市内の公園で中国共産党の習近平総書記を褒めたたえる曲を歌う人ら(共同) 北京市内の公園で中国共産党の習近平総書記を褒めたたえる曲を歌う人ら(共同)

 中国の社会矛盾を象徴する“炎上事案”がまた起きた。

 泣きながら腹部を抱えてうずくまる女性看護師に、「院長を呼べ」と叫ぶ子連れの女。湖北省通山県の病院内での修羅場を撮影した動画がインターネット上で拡散した。中国メディアによると、注射をむずかる幼い男児が手荒く扱われたとして母親が逆上し、看護師を蹴ったのだという。

 看護師は妊娠1カ月半で、その後の検査で流産したことが判明。暴行した女の夫が、権高な態度で悪名高い「城管(都市管理)」部門の局長だったことも発覚し、権力者層の横暴ぶりがあらわになった。

 加害者の夫が看護師を見舞った際に「あなたはサービス業に従事しているのだから我慢すべきだ」と圧力をかけたことまで暴露され、火に油を注いだ。県政府は女を拘束した上で「共産党幹部として家族をきちんと教育しなかった」ことを理由に夫を免職処分とし、火消しに躍起だ。

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