産経ニュース

【主張】拉致被害者 救出へ猶予は許されない

ニュース コラム

記事詳細

更新

【主張】
拉致被害者 救出へ猶予は許されない

帰郷し、曽我ひとみさん(右)とともに花束を受け取るジェンキンスさん=平成16年12月7日、新潟市佐渡市の真野支所(早坂洋祐撮影) 帰郷し、曽我ひとみさん(右)とともに花束を受け取るジェンキンスさん=平成16年12月7日、新潟市佐渡市の真野支所(早坂洋祐撮影)

 看過できないのは、会合に先立って開催の是非をめぐる採決が行われ、中露、ボリビアの3カ国が「安保理は人権問題を扱う場所ではない」などとして反対したことである。日米など10カ国の賛成で会合は開催されたが、中露の反対は理解し難い。拉致は現在進行形の国家犯罪である。そこまで擁護したがる理由は何なのか。

 核・ミサイル問題をめぐる制裁でも、両国がその実効性を妨げてきた。政府は対中、対露外交でも積極的に拉致問題解決への協力を強く訴えるべきだ。

 信子さんの夫、正一さんは、曽我さんら5人の拉致被害者が帰国した2日後に亡くなった。家族には「わしは日本を信じる。おまえも日本を信じろ」と言い残したのだという。政府には、この言葉に応える責務がある。

このニュースの写真

  • 拉致被害者 救出へ猶予は許されない

「ニュース」のランキング