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【パリの窓】カリカリ皮のパン「バゲット」の意外な不人気 今や柔らかパンが主流?

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【パリの窓】
カリカリ皮のパン「バゲット」の意外な不人気 今や柔らかパンが主流?

 フランスの棒状パン「バゲット」はカリカリに焼いた堅い皮が決め手。と思っていたら、変わってきた。先日パン店に行くと、「焼き加減は?」と聞かれた。堅い皮は敬遠され、柔らかい薄焼き好みの客が増えたからだという。「白バゲット」という名前まである。

 柔らかパンの流行は、スーパーのサンドイッチ売り場でも明らか。かつては30センチ程度のバゲットサンドが主流だった。今は食パンを使った三角サンドばかり。米国流のボリューム具材が主流となり、堅い皮では食べにくいということらしい。昼食時間が短くなり「堅いパンは咀嚼(そしゃく)が面倒」と嫌がる人も出てきた。

 さらに驚いたのは、パリに今月、日本式食パンの店ができたこと。もっちり、ふわふわの懐かしい味。パリジェンヌに感想を聞くと、「とろける感じ。ほのかに甘くて朝食にいいかもね」という。かつて日本在住のフランス人の友は「こんなのパンじゃない」と毛嫌いしていたのに。味覚まで変わったのか。

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