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【宮家邦彦のWorld Watch】サウジで何が起きているのか 筆者の見立ては…

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 ●国家収入増は副次的効果

 サウジの外貨準備はこの3年で7370億ドルから4750億ドルに激減した。今回拘束された王子、閣僚、資産家からは最大1千億ドル回収可能というが、将来の資本流出の可能性を考えれば、この程度では「焼け石に水」だ。

 ●戦争も若さ故ではない

 サウジのイエメン軍事介入については、若いMbSが自らの指導力を誇示するための独断的・衝動的決定と見る向きもある。だが、近年のバーレーン、イラク、レバノン、シリア、イエメンでのイランの活動に鑑みれば、MbSの政策が的外れとは思わない。

 ●単なる権力闘争ではない

 MbSの目的はただ一つ、権力集中による荒治療でサウジを世界に開き、国内の政治経済システムを改革し、原油代金で潤ってきた補助金漬け王国が近代的王制の下で生き残ることに尽きる。その点では権力を集中して党の生き残りを懸ける中国の習近平総書記とMbSの手法が似ているのも偶然ではなかろう。

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