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【蔭山実のスポーツ茶論】全ての課題克服に通じる「自分で考えるから勝てる」

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【蔭山実のスポーツ茶論】
全ての課題克服に通じる「自分で考えるから勝てる」

延長十回、明治を破りナインとともに喜ぶ慶応の岩見雅紀(右から3人目)=神宮球場(佐藤雄彦撮影) 延長十回、明治を破りナインとともに喜ぶ慶応の岩見雅紀(右から3人目)=神宮球場(佐藤雄彦撮影)

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 野球界は21世紀に入り、スター選手の本塁打の華々しさよりも、機動力やチーム力による勝利が注目される時代へと移った。その節目を象徴したのが2001年に米大リーグでデビューしたイチロー選手だろう。

 転がして脚で出塁を重ねるスピード感のある野球をファンも思い出したかのようだった。それまでの本塁打合戦が話題だったのとは対照的だが、本塁打の裏に潜む薬物の問題が表面化してきたことも野球を見る目を変えたのかもしれない。

 しかし、いま、野球界の話題はまた本塁打に戻りつつある。清宮幸太郎選手(早稲田実業高)や中村奨成選手(広陵高)の活躍は目覚ましかった。アメリカに目を戻すと、MLBのアストロズとドジャースのワールドシリーズは第7戦までもつれたとはいえ、両軍合わせてシリーズ新記録の22本塁打が乱れ飛び、新たなドラマも生まれた。

 ただ、本塁打が増えるとボールやバットが問題になり、あまり気分のよい話ばかりではないのは残念だ。

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