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【社説検証】中国共産党大会 「中国こそ最大の脅威」と産経、毎日は「強権」に期待寄せる

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【社説検証】
中国共産党大会 「中国こそ最大の脅威」と産経、毎日は「強権」に期待寄せる

2期目をスタートさせた習近平総書記(左から3人目)と新指導部の面々=10月25日、北京の人民大会堂(共同) 2期目をスタートさせた習近平総書記(左から3人目)と新指導部の面々=10月25日、北京の人民大会堂(共同)

 5年に1度の中国共産党大会が開かれ、習近平総書記(国家主席)は、自身の名を冠した「思想」を党規約に盛り込み、最高指導部を側近で固めるなど、権力集中を一段と進めた。習氏は、南シナ海の人工島建設を「成果」とし、「社会主義現代化強国」建設を長期目標に掲げた。

 「巨大権力集中には個人崇拝の懸念すらある」(東京)「これは新たな個人独裁ではないのか」(朝日)-。両紙が憂慮したのは、毛沢東時代への逆戻りである。毛沢東独裁下の「大躍進政策」や「文化大革命」が大規模な犠牲と混乱を招いた反省から、中国共産党は集団指導体制を政治原則としてきたが、そこから逸脱しつつあるというのだ。

 東京は、習氏礼賛の歌を合唱する市民グループ、そろいの赤い帽子で進んで党大会の警備にあたった市民ボランティアといった北京の光景を紹介し、「毛沢東語録が打ち振られた文革時代を彷彿(ほうふつ)とさせるかのように、『一強』の習氏に対し、社会全体のおもねりが目立ち始めた」と指摘した。

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