産経ニュース

【ケント・ギルバート ニッポンの新常識】衆院選の総括、夢想主義から目覚めた日本人 いつまでも米国に依存している異常さに気づくべき

ニュース コラム

記事詳細

更新

【ケント・ギルバート ニッポンの新常識】
衆院選の総括、夢想主義から目覚めた日本人 いつまでも米国に依存している異常さに気づくべき

立憲民主党の枝野幸男代表(右)と、共産党の志位和夫委員長 立憲民主党の枝野幸男代表(右)と、共産党の志位和夫委員長

 かつて社会党などの万年野党は国会に3分の1以上の議席を確保して、改憲を阻止する役割を果たしていた。その役割を果たせない立憲民主党や共産党、社民党などの存在価値は何なのか。

 安倍晋三首相の祖父、岸信介首相は「自主憲法の制定」を真剣に望んでいた。だが、続く池田勇人首相以降の歴代政権は、国防を米国任せにして経済発展に注力した。米国も日本が再び軍事強国になるよりは、国防を依存される方がマシだと思って容認した。

 しかし、時代は変わった。ドナルド・トランプ米大統領は「日本の自立」を望んでいる。財政的にも技術的にも能力的にも、英国やドイツ以上の防衛力を十分持てる日本が、いつまでも米国に依存している異常さに気づくべきだ。改憲は日本の自立の第一歩である。

 日本の政治状況は「保守vsリベラル」ではなく、「現実主義vs夢想主義」だ。夢想から目覚めた人々が衆院選の結果を生んだ。あと一息である。

 ■ケント・ギルバート 米カリフォルニア州弁護士、タレント。1952年、米アイダホ州生まれ。71年に初来日。著書に『儒教に支配された中国人・韓国人の悲劇』(講談社+α新書)、『トランプ大統領が嗤う日本人の傾向と対策』(産経新聞出版)、『日本覚醒』(宝島社)など。

「ニュース」のランキング