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【正論】希望の党、日本維新の会…保革対立から三極構造へ 官僚主導から政治主導へ向かうチャンスだ 作家・堺屋太一

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【正論】
希望の党、日本維新の会…保革対立から三極構造へ 官僚主導から政治主導へ向かうチャンスだ 作家・堺屋太一

作家の堺屋太一氏 作家の堺屋太一氏

 20年に1度の動乱期、それに備えて、日本も体制を締め直して備えねばならない、というのが「愛国的政治家」のあるべき姿である。

 では、この日本をどう締め直すのか。それをひとことでいえば、政治主導の確立である。

 日本も70年代前半の佐藤栄作内閣の頃までは政治主導だった。だから沖縄返還も実現した。

 しかし現在の政界は「官僚機構の盆の上で踊る政治家」だ。その極みは加計学園問題だろう。文部科学省の課長のような「偉い人」が「獣医学部は過剰、日本の畜産養鶏は増えないのだから」と決めた。それがその後、50年間も引き継がれている。

 内閣人事局を作っても、人事の原案はすべて官僚だ。政治家はコップの中を針でかき回す程度。だから、公務員試験の合格者以外から局長級のポストに就く者はほとんどいない。サイバーテロが心配されてもIT技師の多くは臨時雇用。これでは「プロの人材」が育つはずがない。

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