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【主張】衆院選公示 複数の選択肢ないままか

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【主張】
衆院選公示 複数の選択肢ないままか

 何事も「選挙結果を踏まえて考える」では、掲げている理念や政策をどれだけ信用してよいのか判断がつかない。希望が党幹事長や政策責任者などを決めていないのも、この党の信頼性を乏しいものにしている。

 共産、立憲民主、社民3党は、選挙協力のほか憲法9条改正反対や安全保障関連法廃止で一致する。ただし、首相指名で足並みが揃(そろ)うかは不透明だ。それでは、政権の受け皿として現実的に位置づけることはできない。

 自民党など与党は、戦う相手が枠組みを明確に構築できないのをみて、安堵(あんど)していないか。

 安倍首相は北朝鮮危機や少子高齢化を国難と位置づけ、その突破を掲げて解散に打って出たことを忘れてはならない。

 その具体的な処方箋を示し、国民の理解を得ることができなければ、たとえ政権を継続できたとしても、危機を効果的に乗り切っていける保証はないからである。

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