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【主張】桐生の9秒98 東京五輪への号砲となれ

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【主張】
桐生の9秒98 東京五輪への号砲となれ

日本学生対校選手権の男子100メートル決勝で日本新記録の9秒98をマークし、電光掲示板の前で笑顔を見せる桐生 =福井県営陸上競技場 日本学生対校選手権の男子100メートル決勝で日本新記録の9秒98をマークし、電光掲示板の前で笑顔を見せる桐生 =福井県営陸上競技場

 吉岡は35年に当時の世界タイ、10秒3を記録したが、このとき、複数の審判員の時計は10秒2で止まっていた。「小柄な日本人が世界新で走ったと、世界は信用してくれるだろうか」とタイ記録にとどめたのだという伝説がある。

 桐生の9秒台は、日本選手が堂々と世界の舞台で渡り合えるのだという証明ともなろう。

 桐生は、「やっと世界と戦うスタートラインに立った」とも話している。彼に続く多くの選手が同じスタートラインに立って東京五輪の号砲を待つことになれば、これは理想的である。

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