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【主張】北の建国記念日 破滅への道を歩んでいる

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【主張】
北の建国記念日 破滅への道を歩んでいる

 国民の多くは貧困にあえぎ、恐怖政治におびえている。建国記念日の祝祭を喜ぶ市民の姿は、見せかけのものであるのだろう。米朝が戦うことになれば、最大の被害者は彼ら北朝鮮の国民である。

 北朝鮮に核・ミサイルを放棄させる唯一の方策は、現状では制裁の徹底強化で追い込む以外にない。米国は、北朝鮮への石油の禁輸を含む制裁決議案の採決を11日に行うよう、国連安全保障理事会に要請している。

 だが、ロシアのプーチン大統領は建国記念日にあたり、金正恩朝鮮労働党委員長に祝電を送り、「両国関係の発展が朝鮮半島と北東アジアの安全と安定に貢献する」と表明した。

 こうした国際社会の環(わ)のほころびが、北朝鮮の無謀な挑発に活路を与えることになる。北朝鮮に多大な影響力を持つロシアと中国を抜きに、制裁の効力を十分に発揮することはできない。今は、国際社会が一致して北朝鮮を押さえ込むときである。

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