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【主張】待機児童の増加 解消へ集中的に取り組め

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【主張】
待機児童の増加 解消へ集中的に取り組め

 「女性の活躍推進」の旗を振る以上、待機児童が3年連続で増えたことは手抜かりと言われても仕方がない。雇用情勢などへの責任転嫁は許されない。

 待機児童問題は、保育所の整備が進むほど、保育の潜在的ニーズが掘り起こされるという、いたちごっこが続く面もある。

 政府は今年度末としていた「待機児童ゼロ」の目標を3年先送りし、2022年度末までに32万人分の保育の受け皿を整備する新計画を立てた。

 待機児童が減るどころか、増え続けている現状は、新たな計画すら達成が容易ならざる状況にあることを示している。

 官による整備計画以外の発想も必要である。企業が従業員向けに設置するタイプの保育所にも期待がかかる。ただし、通勤時の満員電車に子供を連れて乗車するのを、ためらう人も少なくない。

 テレワークや在宅勤務といった自宅で子育てしながら働けるようにする取り組みも大事だ。企業側の工夫もさらに求めたい。

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