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【主張】日米原子力協定 河野外相は延長に万全を

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【主張】
日米原子力協定 河野外相は延長に万全を

 米トランプ政権や議会には、消費減で日本が余剰のプルトニウムを持ちつつあると映りかねない。北朝鮮の核開発で、世界は核拡散に神経をとがらせている。

 こうした微妙な時期に日米原子力協定の満了が重なった。米国がその延長に不同意なら、期間満了の6カ月前に、日本に文書で伝えることになっている。来年1月がその時期だ。

 河野氏は外相として自動延長を確実にすべく、米国との緊密な調整の陣頭指揮に立たなければならない。

 経済産業省と文部科学省も、政府一体での原子力発電の立て直しを世界に示すことが必要だ。

 現行の日米原子力協定は実利用や研究開発で日本の自由度が高く理想的な構造だ。重大な変更も回避し、現状維持が望ましい。

 河野氏は、使用済み燃料の再処理を含めて脱原発の見解を表明してきた政治家だが、まず考えるべきは閣僚の責務と国益だろう。事は、日本の将来に関わる問題なのである。

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