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【産経抄】科学者を不正から守る守護神はいないのか 8月3日

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【産経抄】
科学者を不正から守る守護神はいないのか 8月3日

 ▼STAP細胞が大きな社会問題になって以降も、研究現場での不正行為の横行が続いてきた。ライバルに先んじて成果を発表しないと、国から研究費がもらえない。そんな競争の激しさが背景にある。渡辺教授の研究室にも、国などから14億8千万円が助成されている。

 ▼渡辺教授は、染色体の研究で知られる。精子や卵子ができる際、染色体の数が半分になる減数分裂が起こる。渡辺教授らはそのメカニズムのなかで、染色体同士の接点を守る働きをするタンパク質を見つけて、「シュゴシン」と名付けた。研究者を不正の誘惑から守ってくれる「守護神」がいてくれたら、と切に願う。

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