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【正論】宿願の自衛隊9条明記を果たせ 実現できなければわが国の将来はない モラロジー研究所教授、麗澤大学客員教授 西岡力

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【正論】
宿願の自衛隊9条明記を果たせ 実現できなければわが国の将来はない モラロジー研究所教授、麗澤大学客員教授 西岡力

モラロジー研究所教授 麗澤大学客員教授 西岡力氏(野村成次撮影) モラロジー研究所教授 麗澤大学客員教授 西岡力氏(野村成次撮影)

≪国軍保持に向けた最初の戦いだ≫

 住民300万人以上を餓死させ、アウシュビッツにも匹敵するような非道な政治犯収容所を現在も運用し、多くの外国人を拉致し、国家テロを頻発させている北朝鮮のような国でも、国軍を持つことは自衛のためであれば国際法違反ではない。

 その北朝鮮がミサイル発射を続け、既に核爆弾を保持している。核爆弾の小型化に成功し、ミサイルに搭載できるようになれば(既に搭載できるという見方もある)わが国は核攻撃をいつ受けるか分からない危険な状況となる。それなのに、国際法上、何の問題もない国軍保持をいまだに決断できないでいる。

 まず、1項、2項を堅持しつつ自衛隊明記を実現させる。その過程で2項の裏にある日本差別を多くの国民に知らせるのだ。2項を改正して自衛のための戦力を持つことが、普通の自由民主主義国になる道だからだ。

 ゴールは国軍保持だが、そのためにも9条に自衛隊を明記するこの最初の戦いに負けるわけにはいかない。(モラロジー研究所教授、麗澤大学客員教授 西岡力

にしおかつとむ)

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