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【主張】北朝鮮の石炭禁輸 制裁履行は中国の責務だ

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【主張】
北朝鮮の石炭禁輸 制裁履行は中国の責務だ

 中国が、北朝鮮からの石炭輸入を今年末まで停止すると発表した。

 昨年11月に採択された国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁決議を履行するとの表明である。

 とはいえ、これは中国が守って当然の責務というべきものだ。

 北朝鮮は12日にも、新型中距離弾道ミサイルの発射実験を強行した。身勝手な行動を経済的に支えてきたのは、北朝鮮の石炭輸出を受け入れてきた中国である。

 決議の履行を徹底し、密輸などの抜け穴も許してはならない。

 国連の制裁決議は、北朝鮮の石炭輸出を年間4億ドル(約450億円)、または総量約750万トンまでに抑えるとしている。中国は、輸入額が上限に接近したことを制裁発動の理由に挙げた。

 制裁決議をめぐる議論で、米国は石炭輸出のより厳しい上限設定や原油供給の停止を求めている。中国はこれに反対した。

 「民生用」として昨年、中国が輸入した北朝鮮産石炭は前年比約13%増で、北朝鮮の外貨獲得を中国が助けたのは明白である。

 留意すべきは、制裁の発表が米中外相会談の翌日だった点だ。

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