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【主張】米政権の外交 同盟通じ国際平和を守れ

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【主張】
米政権の外交 同盟通じ国際平和を守れ

 トランプ米政権の要となるティラーソン国務長官とマティス国防長官が欧州入りし、各国との協議を本格化させた。

 ティラーソン氏は、ドイツ・ボンで開かれた20カ国・地域(G20)外相会合が実質的なデビューとなった。

 その機会に、喫緊の課題である北朝鮮対応で日米韓3カ国が緊密な連携を確認できた意義は大きい。

 マティス氏はブリュッセルでの北大西洋条約機構(NATO)国防相理事会で、欧州諸国との同盟を「米国の根幹」と呼んだ。

 トランプ外交の全体像は依然不鮮明である。だが、国際社会の平和と安定を保つため、両氏が既存の重要な枠組みを維持する姿勢を示した点は歓迎したい。

 日米韓外相会談では、核・ミサイル開発に突き進む北朝鮮に対する結束を確認し、共同声明にまとめた。拉致問題の早期解決の重要性でも一致することができた。ティラーソン氏の指導力もうかがえる内容だったのではないか。

 日米首脳会談のタイミングでの弾道ミサイル発射や、金正男氏殺害事件で、金正恩体制の異常性と危険性は高まっている。その暴走を止めるには、抑止力の主体となる米国が重い役割を果たすべきことを認識してもらいたい。

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