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【中江有里の直球&曲球】不快な思いをした「ネットストーカー」 自分を守っていくしかない社会になってきた

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【中江有里の直球&曲球】
不快な思いをした「ネットストーカー」 自分を守っていくしかない社会になってきた

 車内で、空港で、移動中スマートフォンをチェックする。誰から連絡が入ったわけでもないのに、つい確認してしまう。こうなるともう習慣といっていい。見るのは主にニュースやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)だ。今何が起きているのか、何が話題になっているのか、そんな情報を知ると、なんとなく世界とつながっているような気がする。

 あえてネットを切断するときもある。メディア出演時はもちろん、執筆の際も過多な情報や多数の声に触れない方がいい。ネットで世界とつながることは、自分が世界に縛られることでもあるからだ。

 本題に入る。最近ネットを通じて不快な思いをした。いわゆるネットストーカー被害だ。数年前も似たようなことがあり、その際は相手が執拗(しつよう)にメールを送りつけてきて、警告文を出しても何の効果もなかった。相手が仕事先に数度出没したことから身の危険を感じて警察に相談した。防止策を講じ、幸いにも被害は収まった。しかしよくよく考えてみるとストーカーという名が広がるずっと前から、日常的に不安を感じる出来事はいくつもあった。ただ、当時は「熱心なファンだから仕方がない」と言われて耐えていた。嵐が過ぎるのをただ待つような心境だった。

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