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【産経抄】陛下の「静かな生活」こそ国民の願い 12月23日

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【産経抄】
陛下の「静かな生活」こそ国民の願い 12月23日

皇居・東御苑の二の丸庭園を散策される天皇、皇后両陛下(宮内庁提供) 皇居・東御苑の二の丸庭園を散策される天皇、皇后両陛下(宮内庁提供)

 今年のNHK大河ドラマ「真田丸」の最終回に、こんな場面があった。信繁が自刃の前に、家臣の佐助と会話をかわす。

 ▼「いくつになった?」「55でございます」「疲れたろう」「全身が痛うございます」「だろうな」。脚本の三谷幸喜さんも55歳である。実は疲れて全身が痛いのは、三谷さん自身ではないのか、と話題になっている。

 ▼天皇陛下は今日、83歳の誕生日を迎えられた。大病を経験して、高齢による体力の低下も日々感じられているようだ。にもかかわらず、公務の過酷さに変化はない。1年間のご活動について74歳だった平成20年と今年を比べてみても、ほとんど減っていなかった。国民は弱音を吐かれない陛下に、どんな言葉をおかけすればいいのだろう。

 ▼「将来何になりたいか?」。陛下は15歳のとき英語の家庭教師から聞かれて、こう答えられた。「I shall be the Emperor(天皇になります)」。「shall」には、運命を受け入れる強い決意が込められていた。

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