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【オリンピズム】つなぐ。リオから東京へ(4)吉田沙保里が歩む未来のお手本

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【オリンピズム】
つなぐ。リオから東京へ(4)吉田沙保里が歩む未来のお手本

4連覇を果たせず、試合後に母親の元で泣きじゃくる吉田沙保里=18日、カリオカアリーナ(森田達也撮影) 4連覇を果たせず、試合後に母親の元で泣きじゃくる吉田沙保里=18日、カリオカアリーナ(森田達也撮影)

 女子レスリングの吉田沙保里が4連覇の壁に泣いた日、福岡ソフトバンクホークス会長、王貞治の姿は富山県高岡市にあった。

 同市など県西部6市で18日から25日まで開く『世界少年野球』の組織委員会会長として、世界15カ国・地域と日本の少年少女たちを出迎えた。そして、期間中はずっと、子供たちに寄り添い見守る。

 日米のホームランキングとして交流を深めたハンク・アーロンとふたり、「正しい野球の世界への普及」と「子供たちの友情の輪を広げる」目的で第1回をロサンゼルスで開催。今年で26回を数える。

 「大会の最後はいつも、子供たちが『離れたくない』と泣くんだよ。それを見ていると、よし来年も続けなくちゃとなるんだ」

 92年に創設した世界少年野球推進財団理事長として助成依頼から運営まで先頭にたつ。今さら実績を書くこともあるまい。根っから野球が好きなのである。

 ホームランを期待され、応え続けた人に、吉田の話が聞きたかった。

 「大きなプレッシャーがかかっていたと思う。前日の金メダルラッシュで(自分も)どうしてもという気持ちが強かっただろうし、(選手団主将としての)責任感もあっただろう。むしろ、よく銀メダルを取ったと拍手を送りたい」

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