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【産経抄】改選議席の過半数を占める与党の勝利は「だまされた結果」ではない 7月11日

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【産経抄】
改選議席の過半数を占める与党の勝利は「だまされた結果」ではない 7月11日

記者会見を終え、さえない表情で引き揚げる民進党の岡田代表=11日午前0時22分、東京・永田町の党本部 記者会見を終え、さえない表情で引き揚げる民進党の岡田代表=11日午前0時22分、東京・永田町の党本部

 戦前戦中の映画界で活躍した伊丹万作監督は、エッセーの名手でもあった。昭和21年6月に発表した「政治に関する随想」では、いきなりこう切り出す。「私は生れてこのかた、まだ一度も国民として選挙権を行使したことがない」。

 ▼日本では昭和3年の総選挙から、普通選挙が施行されている。とはいえ選挙権は、25歳以上の男性に限られていた。しかも伊丹にいわせれば、政治を行うのは国民に選ばれた議員ではなく、軍人や重臣が決めた政府の閣僚たちだった。

 ▼しかし、今は「国民の代表が実際に政治を行う」という「夢のような事態」がやってきた、というのだ。ただ病床にあった伊丹に、投票はかなわなかったようだ。昨日投開票が行われた参院選は、選挙権年齢が18歳以上に引き下げられて初めての国政選挙となった。

 ▼結果は自民と公明の与党が、改選議席の過半数を占める勝利となった。野党連合への支持は広がらなかった。発足から3年半たった安倍政権は、改めて国民から大きな信任を得たといっていい。

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