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【主張】舛添氏の辞職 人気投票の後任選び許されない お粗末な退任劇、厳しい信頼回復

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【主張】
舛添氏の辞職 人気投票の後任選び許されない お粗末な退任劇、厳しい信頼回復

本会議の最後に、深く一礼してから知事退任の挨拶をする舛添要一都知事=15日午後、東京都庁(松本健吾撮影) 本会議の最後に、深く一礼してから知事退任の挨拶をする舛添要一都知事=15日午後、東京都庁(松本健吾撮影)

 都庁に寄せられた意見は3万件以上に上り、その多くは非難、批判的なものだったという。

 舛添氏は自ら依頼した弁護士の調査で「違法性はない」とされたことなどから地位に恋々とし、都議会総務委員会の集中審議でも数々の疑惑について説明を拒否してきた。知事選で支援を得た自公両党が不信任決議案の提出に踏み切ったことで、ようやく辞職を決断したとみられる。

 だが、舛添氏の説明責任は、辞職でなくなるものではない。

 少なくとも、政治資金で購入した絵画など全品の確認や、疑惑の焦点となった家族で宿泊して「政治活動」と強弁した千葉県内のホテルに明細の再発行を求めて提示するなど、集中審議で自ら口にした約束は果たすべきだろう。

 弁護士の調査で「不適切」とされた疑惑の中には、政治資金規正法上の虚偽記載や不記載の疑いをもたれるものもある。知事の座にあろうが、なかろうが、舛添氏には説明責任を全うしてもらわなくてはならない。

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