産経ニュース

【主張】舛添氏の辞職 人気投票の後任選び許されない お粗末な退任劇、厳しい信頼回復

ニュース コラム

記事詳細

更新

【主張】
舛添氏の辞職 人気投票の後任選び許されない お粗末な退任劇、厳しい信頼回復

本会議の最後に、深く一礼してから知事退任の挨拶をする舛添要一都知事=15日午後、東京都庁(松本健吾撮影) 本会議の最後に、深く一礼してから知事退任の挨拶をする舛添要一都知事=15日午後、東京都庁(松本健吾撮影)

 舛添氏が大会の成功を約束した東京五輪は、新国立競技場の建設計画や大会エンブレムの白紙撤回などで「負のイメージ」ばかりがついてまわる。

 大会準備や運営費の試算も、膨らむ一方だ。

 舛添氏は今年3月、五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長、遠藤利明五輪相と費用分担を見直す方針で合議し、今秋にもまとめる運びとなっていた。新知事にはまず、適正なコストを設定する大仕事が待っている。

 東京五輪の招致をめぐっては、フランスの司法当局が汚職の疑いで捜査中だ。招致委員会はすでに解散しているが、説明責任は後継の組織委員会と、東京都が負う。舛添氏は不正の疑惑について「都からの支出はない」と否定してきたが、より詳細な調査が必要となるだろう。

 希望のイベントとして世界から注目される五輪では、開催都市の首長がそのホストとなる。これにふさわしい、明るい印象も求められる。選挙までの短い期間に、これらの条件を兼ね備えた難しい人選を進めなくてはならない。

続きを読む

「ニュース」のランキング