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【iRONNA発】報道の自由 批判を恐れ萎縮するテレビジャーナリズム 安倍宏行氏

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【iRONNA発】
報道の自由 批判を恐れ萎縮するテレビジャーナリズム 安倍宏行氏

「報道の自由」の危機を訴えた田原総一朗氏(右から2人目)ら民放キャスターたち =2月 「報道の自由」の危機を訴えた田原総一朗氏(右から2人目)ら民放キャスターたち =2月

 時にはいわれない理由でバッシングが起きることもある。フジテレビの韓流押し批判など、その最たるものだが、身に覚えがなくても、いとも簡単にネット世論は沸騰する。そして、テレビ局の評価は下がる一方だ。

 ◆確固たる姿勢を

 そうした批判にテレビ局自身が鈍感だったことも不幸だった。局員がネットに疎く、時代の流れを読めなかったことが事態を悪化させた。そして、局内に「無駄に批判を招くような番組は自粛しよう」という空気が蔓延(まんえん)した。「自粛」は言い換えれば「萎縮」と取られる。

 キャスターの首をすげ替えただけで批判が消え去ると思ったら大間違いだ。むしろ逆だろう。批判に立ち向かうためには、番組内容を変え、むしろ批判に応えていかねばならない。キャスターと番組が一体となり、国民的関心事、例えば、憲法改正や原発問題、政治とカネの問題などに対する提言を積極的に放送し、継続的に「調査報道」を行う、などがそれにあたる。「口先批判」などと揶揄(やゆ)できないほどのクオリティーと確固たる報道姿勢を前面に出すことが批判に応える唯一の道だ。

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