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【主張】熊本で震度7 住民の安全確保最優先に

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【主張】
熊本で震度7 住民の安全確保最優先に

 ■家屋の耐震化と防火を急げ

 熊本県で14日夜、強い地震が起きた。熊本市の東に位置する益城町では、5年前の東日本大震災以来となる震度7の激しい揺れが観測された。

 益城町や熊本市を中心に家屋の倒壊や火災、道路陥没など大きな被害が出た。倒壊家屋の犠牲になるなど、多くの人が死傷した。

 住民の安全確保を最優先に避難生活の支援や医療の充実、道路、鉄道、電気などインフラ復旧を進めたい。国と県、自治体が緊密に連携し、国民全体が救援、復旧を支えることが大切だ。

 ≪的確な初動が命を守る≫

 熊本県内だけで約500カ所に一時約4万4400人が避難した。県のシンボル、熊本城も瓦が落ち、石垣が崩れるなど、無残な姿をさらした。

 地震の発生から15日未明にかけて強い揺れを伴う余震が続発するなかで、自衛隊と警察、消防などが救出作業にあたり、多くの被災者が助け出された。

 政府は地震発生5分後の14日午後9時31分、官邸対策室を設置した。その5分後には安倍晋三首相が被害状況の把握や応急対応に全力を尽くし、的確に情報提供するよう指示した。

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