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【主張】北海道新幹線 世界に誇る「安全」つなげ

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【主張】
北海道新幹線 世界に誇る「安全」つなげ

 全国から利用者を呼び込むためには、魅力ある観光資源を沿線一体で提供するなど独自の取り組みが欠かせない。

 JR北海道自体も多くの赤字ローカル線を抱え、鉄道事業で年400億円の営業赤字が続く。

 国鉄分割民営化時に設けられた経営安定基金の運用益で赤字を穴埋めする、いびつな収益構造だ。鉄道の保守・点検などの安全対策費用も自社ですべてを賄えず、国に1200億円の追加支援を仰ぐほどの苦境にある。

 3年前のレール検査データの改竄(かいざん)事件では、国から事業改善命令を受け、鉄道事業法違反で社員が在宅起訴された。社員一人一人の意識改革が求められている。

 とくに北海道新幹線は寒冷地や積雪という過酷な条件に加え、海底下にある青函トンネルを高速走行し、JR貨物と一部でレールを共用している。多くの課題を抱えるだけに安全の確保を最優先しなければならない。

 JR東日本なども安全対策で全面的に協力してほしい。

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