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【日本の未来を考える】AIが生み出した時間のゆとりを人はどう使うのか 東大・大学院教授 伊藤元重

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【日本の未来を考える】
AIが生み出した時間のゆとりを人はどう使うのか 東大・大学院教授 伊藤元重

 では、もっと新しい働き方があるのだろうか。その答えがプレイである。プレイというと遊んでいるように聞こえるが、音楽家もスポーツ選手もプレーヤーと呼ばれる。遊んでいるわけではない。機械にはできない仕事がプレイなのだ。それに加えて、プレイには遊ぶという意味を込めてもよいと思う。日本人は働き過ぎだ。情報システムやAIの有効利用によって、これまでの半分の時間で同じ仕事をこなせるようになるなら、それは素晴らしいことだ。新しい技術で社会システムを変革することで、より少ない労働時間で稼ぎ、残りの時間は仕事以外に使う。そうした変化を進めるべきだろう。(いとう もとしげ)

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