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【主張】北のミサイル予告 たび重なる暴挙を許すな

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【主張】
北のミサイル予告 たび重なる暴挙を許すな

 核実験に続く暴挙を許してはならない。

 北朝鮮が事実上の長距離弾道ミサイル発射となる「衛星」打ち上げを関係機関に通告した。南に向けて発射し、沖縄県・先島諸島周辺の上空を通過する可能性がある。

 核実験はもちろん、核兵器の運搬手段となる弾道ミサイルの発射も国連安全保障理事会決議に明確に違反する。世界の平和と安全を脅かす挑発行為であり、国際社会の反発を無視した身勝手な振る舞いだ。断じて容認できない。

 金正恩第1書記は、軍事的挑発がさらに孤立を深め、何も得られぬことにまだ気づかないのか。

 安倍晋三首相が国会で、日本の安全保障上、重大だという認識を示し、「強く自制を求める」と表明したのは当然である。

 発射阻止に向け、米国や韓国と結束し、北朝鮮への圧力を一段と強めるべきだ。国際社会の連携が問われる局面である。

 優先すべきなのは、1月初めの核実験を受けて安保理が調整している新たな対北制裁決議を早急に採択することだ。

 安保理は、過去3度の核実験に際し、数日から3週間余りで新決議を採択した。それと比べて今回は、あまりにも遅すぎる。過去の決議より厳しい内容の制裁を目指しているのだとしても、これ以上、先延ばしすべきではない。

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