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【産経抄】大きな駄々っ子…〝号泣元県議〟の顔はでたらめな記載だらけの収支報告書である 1月27日

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【産経抄】
大きな駄々っ子…〝号泣元県議〟の顔はでたらめな記載だらけの収支報告書である 1月27日

初公判で体を傾け検察官の質問を聞く野々村竜太郎被告(イラスト・田村角) 初公判で体を傾け検察官の質問を聞く野々村竜太郎被告(イラスト・田村角)

 『大きな駄々っ子』。評論家、大宅壮一氏の夫人、昌さんが、40年間の結婚生活を綴った本の題名である。今や、元兵庫県議の野々村竜太郎被告(49)を表現するのに、これほどふさわしい言葉はない。

 ▼「やっと議員になったんですぅ!」。嘘の日帰り出張など、政務活動費の不正使用疑惑について、釈明するうちに子供のように泣きわめく。海外メディアまで関心を示したいわゆる「号泣会見」から、1年半がたった。その後も、奇矯な行動はおさまらない。詐欺などの罪を問われている野々村被告は、昨年11月の初公判を不可解な理由で欠席する。

 ▼神戸地裁は、強制的に出廷させるために、身柄を拘束する異例の措置までとった。昨日の初公判で、ひさしぶりに姿を見せた野々村被告は、頭を見事にそり上げていた。「男の顔は履歴書である」。大宅氏の名言に倣えば、野々村被告の顔は、でたらめな記載だらけの収支報告書である。

 ▼大宅氏といえば、新人記者のころから、「大宅壮一文庫」にお世話になってきた。氏の膨大な蔵書を基にした雑誌専門の図書館である。最近、利用者が減って赤字に陥っている。

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