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【産経抄】テニス界の「黒い霧」疑惑 1月20日

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【産経抄】
テニス界の「黒い霧」疑惑 1月20日

 テニスのトップ選手、キングとツァラプキンは、親友であり、最大のライバルでもあった。ウィンブルドン決勝で当たった2人の壮絶な試合は、最終セットにもつれ込む。

 ▼しかし、ツァラプキンには、勝利を収めてはいけない、ある事情があった。スポーツミステリーの名作『ウィンブルドン』(ラッセル・ブラッドン著、創元推理文庫)のクライマックスシーンである。ツァラプキンは、八百長を企(たくら)んでいるわけではなかった。

 ▼ところが現実のテニス界では、ウィンブルドンを含めて、八百長が横行している可能性がある。BBCなどの報道によると、四大大会優勝者を含む世界ランク50位以内に入ったことのある16選手に、意図的な敗退行為の疑いがかけられている。

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