産経ニュース

【ソウルからヨボセヨ】天皇誕生日祝賀会、韓国への“配慮”に呆然…壇上に日の丸もなく

ニュース コラム

記事詳細

更新

【ソウルからヨボセヨ】
天皇誕生日祝賀会、韓国への“配慮”に呆然…壇上に日の丸もなく

 あの衝撃から1年がたつ。昨年末、ソウル市内のホテルで行われた天皇誕生日祝賀レセプションに出席したときのこと。今までに欧州、東南アジア、アフリカの国々で各国の日本大使館が主催した天皇誕生日祝賀レセプションに出たことがある。が、韓国のそれは様相が全く異なっていた。

 何のパーティーなのかが分からない。壇上に国旗もない。他の国では天皇皇后両陛下の写真を飾ったり、日の丸を正面に掲げたりしていた。韓国の日本大使館で当たり前に受け継がれてきたのだろう「配慮」に呆然(ぼうぜん)とした。大使館側に苦言を呈したのが1年前だ。

 先日、今年のレセプションが催された。今回、日本大使館は壇上に韓国国旗と一緒に日の丸を立てかけた。「ソウルの天皇誕生日祝賀レセプションでは記憶にない」と関係者も感慨深げ。ただ、日本人客の間で「陛下の写真はどこ?」「君が代の演奏は?」といった声も聞かれた。

 ホテルの外では、反日団体メンバーが「パーティーに出た親日派を公表せよ」と叫んでいた。出席者は昨年より多い800人超だったが、韓国の国会議員の姿は今年もなかった。

 終戦から70年-。変わりつつある日本と変わらない韓国。図らずも“天皇誕生日”が日韓の今の姿を浮かび上がらせた。(藤本欣也)

「ニュース」のランキング