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【主張】APEC首脳会議 「南シナ海」日米が先導を

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【主張】
APEC首脳会議 「南シナ海」日米が先導を

 南シナ海で中国の力による現状変更をやめさせることは、アジア太平洋地域の安全保障上、喫緊の課題である。

 日米中の首脳が顔をそろえる国際会議がアジアに舞台を移し、フィリピンでアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議が始まった。

 米国の「航行の自由作戦」開始後、初めて当事国の首脳らが議論する重要な機会だ。

 日本や東南アジアの近隣諸国が米作戦を明確に支持し、中国による人工島の造成、軍事拠点化は認めないという圧力をどれだけかけられるかが問われる。

 テロ対策も議題となろう。アジアでも、イスラム過激派によるテロの危険は高まっている。

 だが、そのことで南シナ海の「航行の自由」や「法の支配」が脅かされる現状を打開する必要性が減じることは少しもない。

 現地入りしたオバマ米大統領は真っ先にフィリピン海軍を視察し、周辺海域の安全への米国の一層の関与を強調した。南シナ海問題で中国と対峙(たいじ)する決意の表明と受け止めたい。

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