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【正論】安倍長期政権と野党の地殻変動 評論家・屋山太郎

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【正論】
安倍長期政権と野党の地殻変動 評論家・屋山太郎

 安倍晋三政権が多くの課題を次々に解決している。教育委員会、大学など教育面の改革は何十年も前からの懸案だった。官僚主導の政治をただすため幹部人事を政治の側が握る「内閣人事局」を設置した。

 60年にわたって、農政を牛耳ってきた農協も、その元締のJA全中の改革に踏み切った。近い将来、農政は劇的変化を遂げるだろう。環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)大筋合意も安倍政権でなければできない芸当だった。

 何よりの成果は国防面の整備である。特定秘密保護法の制定、国家安全保障会議(NSC)の創設、安保法の成立だ。これによって対米外交を強化し、中国とはそこそこ付き合う路線が確定した。

 《方向性固めた対米中外交》

 対中関係は聖徳太子の頃から「対等外交」を貫いてきた。中国と深くかかわるべきではないとの方針を破ったのがつまずきの始めだった。自民党は内政外交の両面にわたっていまやまっとうな政党の姿になってきた。

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