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【野口健の直球&曲球】「強行採決」という言葉は負け犬の遠ぼえ

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【野口健の直球&曲球】
「強行採決」という言葉は負け犬の遠ぼえ

 選挙公約は有権者がどの候補者、どの政党に投票するのかを判断する上で重要な材料となる。そして選挙によって選ばれた政治家はそれぞれの有権者にとっての代表者であり代弁者である。つまり衆参両院717人は民意の集合体だ。選挙はそういう重みがある。その政治家たちが一定の審議を行った後、合法的な手続きの上で採決を行うことを「強行」などと表現する行為こそ民意への軽視ではないだろうか。ましてや審議妨害のために野党議員らが委員長を閉じ込めようとしたのは民主主義への冒涜(ぼうとく)である。

 民主党は「強行採決に断固反対!」と強く訴える。しかし、その民主党政権時代の3年3カ月で少なくとも24回もの「強行採決(委員会)」を行っているのだ。これは、安倍政権(第2次・第3次)の11回よりも多い。子ども手当法案や、高校無償化法案しかり。公務員改革法案の際、野党であった自民党は「審議時間を十分に取らずに強行採決した」とビラまで作って民主党政権を批判した。

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