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【主張】維新分裂 第三極の意義を問い直せ

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【主張】
維新分裂 第三極の意義を問い直せ

 維新の党の創設メンバーで、今も中核的存在といえる橋下徹最高顧問(大阪市長)と松井一郎顧問(大阪府知事)が離党を表明した。

 両氏に近い大阪系国会議員が追随すれば、分裂状態に陥りかねない情勢となっている。

 昨年のみんなの党解党と併せ、平成20年代に入って登場した「第三極」勢力の行き詰まりを印象付ける動きだ。

 反対のための野党ではなく、必要な政策の実現に協力する。国会議員の特権は廃止する。現実的路線を志向する第三極の姿勢に寄せられた期待は小さくない。

 自民党の「1強多弱」の状況下で民主党は低迷し、二大政党制は十分機能していない。政策的な柱を改めて打ち出すことで第三極の再結集を図り、国政に緊張感をもたらす存在となることを目指してもらいたい。

 とくに継承してほしいのは、憲法改正への取り組みである。

 維新の党の前身の日本維新の会結成時から、橋下氏らは改正に積極的だった。

 安倍晋三首相との連携で、改正に必要な両院の3分の2以上の勢力を構築することも期待されてきた。再結集にあたっても憲法改正を中心課題とすべきだ。

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