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【産経抄】てぐすねひき反日団体 4月28日

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【産経抄】
てぐすねひき反日団体 4月28日

 一体誰のアイデアだったのだろう。昭和32年6月、米国に到着した岸信介首相は、すぐにアイゼンハワー大統領とゴルフをすることになった。スコアは岸氏によれば「本当に外交的な結果」、つまり引き分けに終わる。

 ▼岸氏と差し向かいでシャワーを浴びた大統領は、あろうことか、自らの運転で大使館まで送っていった。その日の記者会見で岸氏の印象を聞かれた大統領は、こう語っている。「大統領ともなると、いやなヤツとも笑いながら話をしなければならない。ところがゴルフは、好ましく思う相手でないといっしょにやらんもんだよ」。

 ▼完璧な、もてなしだった。大統領は岸氏の中に、「自国の独立を目指し、国際情勢を地政学的にとらえ、同盟国として助け合う気概」を見て取ったのではないか。櫻井よしこさんは小紙のコラムで、米国側の厚遇の理由を指摘していた。

 ▼岸氏が大統領とともに出した共同声明には、「日米新時代」が謳(うた)われていた。さらに岸氏は下院で行った演説で、「民主主義の原則と理想を確信している」と訴えた。米国を訪問中の安倍晋三首相は、祖父の事績を大いに参考にしているはずだ。

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